日本の木造住宅の平均寿命は約30年といわれいますが、国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、戸建住宅を建て替えた人の平均居住年数は40.6年。長年住み慣れた住まいの建て替えを検討するきっかけとしては、次のような家のお悩みやライフスタイルの変化があります。
● 建物の老朽化の問題
● 耐震性の心配
● 断熱性や気密性が低いことによる光熱費の上昇
● 子どもが独立し、間取りや部屋の用途を変えたい
● 子ども世帯と同居することになった(二世帯住宅)
● メンテナンス費用がかさむ
● ご実家を相続した など
家の建て替えのメリットとしては、
■ 間取りを大幅に見直すことができる
■ 既存の家での不満や悩みをしっかり改善することができる
■ 耐震性を高めて、地震に強い家の実現で安心して生活を送ることができる
■ 断熱性と気密性を高めて、暑さ寒さに快適で省エネな暮らしができる、などがあげられます。
一方、家の建て替えをするデメリットとしては、
■ リフォームや増改築と比べて費用が高い
■ 解体工事費や廃材の処分費がかかる
■ 今より家が小さくなる可能性がある ※家を建てた時点から現在までに法律や条例が変更されている、建ぺい率や容積率が新たに定められている場合など
■ 仮住まいが必要となる
■ 引っ越しが2回必要となる 1回目:既存の家から仮住まい 2回目:仮住まいから新居への引っ越し などがあります。
家の建て替えにかかる費用は、国土交通省の「住宅市場動向調査報告書」によると、全国平均で令和4年度は4,487万円、令和5年度は5,745万円です。
建て替え費用は、建物の構造や仕様、地域、時期によって大きく変動します。例えば高級な建材を使用したり、複雑な設計を採用したりする場合には更に費用が高くなります。
建て替えにかかる費用には、次のようなものがあります。※30坪の場合
● 既存の家の解体費:150~250万円
● 地盤調査、地盤改良費:5~210万円
● 新しい家の建築費:2,200~2,800万円
● 付帯工事費:新築工事費の2~3割程度
● 仮住まい、引っ越し費用:家賃の半年分+引っ越し代✕2回
また、建て替えには新築同様の手続きが必要なため、税金や登記費用など諸費用が発生します。固定資産税や不動産取得税など各種税金もかかります。
家の建て替えをするにあたっては、次のようなことを家族でよく話し合いながら検討していきましょう。
● 業者探しなど情報を収集する
● 家を建て替える目的を再度明確にし、間取りプランを大まかに考える
● 実現したい希望内容を整理し、優先順位を考える
● ご希望内容の上位項目を実現できそうな会社をいくつかピックアップし、比較検討する
● 気になる会社を訪問して、疑問や確認しておきたい事など、小さなことでも率直に聞いてみる
● 設計、見積りを依頼し、解体費用・建て替え費用・その他諸費用など総費用を把握する
● およその総費用がわかったら、支払方法など資金計画を立てる
● ローンを組む場合にはネットで下調べをする。早めに金融機関を尋ねておく
仮住まいから建て替え工事、新居へのお引っ越しまでの流れを把握しておきましょう。
1.ローンを組む場合は、ローンの事前審査を受ける
2.仮住まい探し ※3カ月ほど前からしておくとよいでしょう
3.仮住まいお引っ越し前のお手続きや準備
◆ 電気・ガス・水道の手続き
◆ 電話やインターネット回線の手続き
◆ 郵便物の住所変更手続き ~ 郵便局に転送届を提出する など
4.仮住まいへのお引っ越し
5.解体工事、建物滅失登記手続き
6.敷地の整地、地盤調査。必要な場合は地盤改良工事
7.地鎮祭
8.建て替え工事着工
9.建て替え工事完了!お引き渡し(=金融機関からの融資実行)
10.新居お引っ越し前のお手続きや準備
◆ 仮住まいの解約手続き
◆ 電気・ガス・水道の手続き
◆ 電話やインターネット回線の手続き
◆ 郵便物の住所変更手続き など
11.新居へお引っ越し
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